こんにちは、DAIです。

このブログは、チャイルドラインあいち広報部ブログチームに所属する人が、「子ども」「チャイルドライン」をテーマにボランティア活動や日々の生活で個々が感じたこと・考えたことを、当番を決めて毎週日曜日に交代で更新しています。
チャイルドラインあいちのボランティアがどんな人で、何を考え、感じているのかをお伝えできたら幸いです。


さて先日、ある40代の男性から「ボランティアってどんな人がいますか?」と尋ねられました。
私が「20~60代の男女100名ほどで、学生から社会人、特に子育てが一段落した主婦が多いです。」と答えると、その方は興味なそうに「へぇ~」とだけ言いました。

この方が質問をした意図は、活動に特に関心が無いものの世間話として尋ねただけに過ぎないのだろう思い、それ以上深くは考えませんでした。

数日後、何故かこの出来事を思い出しました。
そして、同じようなやり取りをこれまで何回も繰り返していることに気が付きました。

ボランティア活動に関わったことの無い人から、
「ボランティアやる人って、どんな人?」と尋ねられ、答え。
同じように納得したような、納得していないような「微妙な」返事をもらっていました。

ここで私が言いたいことはボランティア活動が素晴らしく、
それを理解しない人はダメだと言いたいわけではありません。

この方が本当に知りたかったこと、言いたかったことは、「何歳の人が、何人ぐらい、どんな職業の人が関わっているのか?」ではなかったのではないか?です。

実際にこの方との話の中で
・自分の仕事が大変でボランティア活動にこれまで関わったことはないこと
・しかし仕事を通じてボランティア活動に関わる人に時々出会うこと
・しかも出会う人が、お金が貰えるわけではないのに非常に熱心であること

といった内容を、上記の質問の後に教えてくれました。

つまり、この方は
「ボランティアに関わっている人がこんなにも熱心なのは(関わっていない自分にはまだ分からないが)お金を貰える以上の「何か」がボランティア活動にはあるのではないか?」
と思い、その「何か」を知りたくて私に質問をしたのだと思いました。
(この方は「ボランティアにどんな価値があるの?」と率直に尋ねるのは失礼だと考えて、上記の尋ね方をしたと想像します。)

となると・・・実は、この男性はボランティア活動に興味・関心をもっていたのです。
私の勝手な思い込みで、興味・関心がないと決めつけていました。

 

ところで、チャイルドライン活動でも同じような出来事がありました。

例えば「いじめられています。どうしたらいいですか?」と電話がかかってきた場合、

「いじめ」「どうしたらいいですか」という言葉に過剰に反応して、両親に相談したら?先生は?警察は?児童相談所は?と「いじめ」を「どうにか(解決)しよう」と考えてしまいます。

しかし、話をよく聴いていくとこの子が一番言いたかったことは、
・悪口を言ってくる友達に「やめて」と言おうとしていること
・しかし、嫌われるかもしれないため言えないこと
・この心配な気持ちを誰かに聴いてほしいと考えていたこと
の場合があります。

その時は私たちチャイルドラインに電話をしてくれることで、自分自身と向かい合い、自分の力で乗り越えられるのではないかと思います。

もちろん、すべの電話が気持ちを聴くだけで良いわけではありません。深刻ないじめの相談もあります。その場合は適切な情報を伝え、相談窓口へ繋ぐなど子どもにとっての最善な対応をしなければなりません。

ただ、日常生活でもチャイルドラインの活動でも、話を聴くときに自分の勝手な思い込みで決めつけることの無いよう気を付けたい、と感じました。