チャイルドラインの素敵な仕組み
こんにちはsatoです
チャイルドラインと出会ってから、早いもので2年。
養成講座を受けて、マイペースながらも電話を受けて、
細々とだけどチャイルドラインと関わり続けてきました。
実は、私が養成講座に申し込んだ時は、
ちょっと新しいことしてみようかな
な~んて軽い気持ちで、、、、、
だから、2年経った今でもちゃんと続いているのが
実は自分でも意外なこと
だったりするんです。
誰かの役に立ちたい!という高い志や純粋なボランティア
精神も持ち合わせていなかった私が、チャイルドラインで
活動し続けてこれた理由は、
チャイルドラインの仕組みがしっかりしていた
からなんです。
電話でつながった子どもから『ありがとう、また電話するねっ』
て言われたら、私でも役に立てたって実感できるし、嬉しくなって、
もっとたくさんの電話とつながろうって思います
でも、全ての電話が『ありがとう』って明るい声で
終わるわけてはありません。
電話が切れてからも、
私のして受け答えはあれでよかったのか?
あの子のためには、私以外の人と電話が
繋 がっていた方がよかったのかも?
と、落ち込んだりすることもあります
そんな自分にダメ出ししたくなるような時でも、
ずっと私たちを見守ってくれている大先輩の『支え手さん』が、
次に繋がるような助言をくれたり
小ちゃなことでも良かったところを見つけて、
誉め言葉として伝えてくれたり
します。
いい年の大人になると、
いろんな事が“できて当たり前、やって当然”
という感じで、誉められることって、めったにありません。
だからこそ、チャイルドラインで
こんなことでも誉めてくれるの?って小さなことでも、
誉められると私はすごく嬉しい、元気にもなれる
そして、
また次の電話で、話を聴いて欲しい子どもと繋がろう
って思うことができます。
こんなふうに、チャイルドラインでは
ちゃんと聴けた!って思えた時は子どもから、
自分にダメ出ししたくなる時でも支え手さんから、
どんな時でも、
次に繋がるパワーを誰かから受け取ることができる
というわけです。
電話相談のボランティアというと、ちゃんとできるかなって
不安ばかりが先にたって、尻込みしてしまうかもしれません。
でも、チャイルドラインでは受話器を持った人の後ろには、
支え手さんをはじめ、たくさんの仲間がしっかりと支えてくれる
仕組みがあります。
だからもし、心配で最初の一歩をなかなか踏み出せずにいるのなら
試しに『公開講座』をのぞいてみてください。
公開講座には、チャイルドラインの先輩たちも出席します。
チャイルドラインの仲間たちの姿を目にして、
実際に雰囲気を感じることで、受け手ボランティアへの不安が
少し軽くなるかもしれません。