「チャイルドライン」と「困った上司」
こんにちは、DAIです。
あなたの身近にちょっと困った人はいませんか?
僕の周りにいました。
前の職場の上司と、あるときこんなやり取りをしました。
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DAI:有給休暇を取りたいのですが・・・?
上司:おーわかった。でも、こんな忙しい時期に休むの?俺も休んでないのにさ~
DAI:(そんなこと言われたら休めんじゃんか・・・)←心の中のつぶやき
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他にも・・・
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上司:おい!パソコンが動かないぞ!
DAI:ここのボタンをクリックすると動きます。
上司:おーありがとう。こういうことだけは上手いな。
DAI:(なんだそれ!?感謝してるの?バカにしてるの?)←心の中のつぶやき
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「なぜひと言多いのか?」まったく理解できないため、
上司のことを「あの人はおかしい!」「あの人は間違っている!」と否定していました。
そんなとき、ある人にこの上司のことを相談すると意外なことを言われました。
「それは、きっとあなたが羨ましいんだよ。」
「自由に休みを取れるあなたが羨ましい。
自分がよくわからないパソコンを自由自在に扱っているあなたが羨ましい。」
「その上司はそう思っているんじゃない?もちろんただの口癖かもしれないけどね♪」
この言葉を聞いて上司のことがよく理解でき、
改めて上司は自分とは違う考え方をするのだと実感できました。
それ以来、上司からひと言嫌味を言われても前よりもイライラしなくなりました。
相手が自分とは違う考え方や感じ方をしていると、相手のことをこんなにも簡単に否定してしまう自分にびっくりしました。
チャイルドラインの活動でも、子どもの話を聴くなかで自分とは違う考え方
感じ方に出会うことがあります。
僕の場合、例えば「男の子が好きな男の子」の話を聴いたときです。
思わず否定してしまうかもしれないので、
まずは「そうか。この子はそう感じるんだ。」と素直に話を聴こうと心がけています。
その際、「身体の性別」と「心の性別」が違う場合があることや、
東京・渋谷区では同性のカップルの権利を認める動きがあることなど、
相手のことを知る努力を、積み重ねていこうと感じました。