かれんママの旅 同行二人 ひとりじゃないよ
身内の突然の死がきっかけで、四国八十八箇所参りを始めました。
写真を撮影しながらのお参りで、しかも最初の一回目こそ、
先達さんにいろいろいろ教えてもらいましたが、あとは、きままです。
亡くなった人と私を問う旅でもあり、自分を振り返る
旅でもあります。
ゆっくりゆっくり四国の方々の景色を見ながら、まわっているので5年かか
っていますが、それでも、だんだんお経を読むのも上手に
なり、線香やろうそくをつける手も慣れてきました
マーブルチョコの細長い空箱が、線香入れには便利なことも発見しました。
一緒にまわってくれる友人の身の上
にもいろいろな変化がおきていますが、その一緒に参ってくれる人たち
が私のこころのよりどころでもあります。
四国八十八箇所のお参りでは、弘法大師さまが見守ってくださっている
同行二人 という言葉があります。
大変な遍路道もお大師さまがいつも
一緒にいてくれる、ひとりじゃない
という意味でしょうか
一日お参りが終わった後は、不思議な爽快感?があって、こころが落着きます。
無宗教のはずのかれんママもだんだん四国参りに引き込まれてきました。
人が祈るということの重みが少しは、わかった気がします。
春、夏、秋、冬、さまざまな四国の自然がこころを癒してくれます。
いろいろなおもいがあるのでしょう、最近は、若いお遍路さんも増えてきました。
人生の岐路にたつとき、自分への問い直しにお遍路を選ぶ若者も増えてきたということ
でしょうか
同行二人 ひとりじゃない チャイルドラインもお大師さまのような
存在になれるといいですね
かれんママ来年こそは、結願する予定です。