いちどは子どもだったあなたへ
こんにちは、きくお[B]です
今回は本の紹介です。
大人になって・・・
目の前のやらねばならない事に
日々、追われるようになってくると 段々と
「人の(相手の)気持ち」ってところまで
目を向け難くなってきやすい私たち。
ましてや「子どもの気持ち」ってのには
目が向かなくなったり、忘れてしまったりすること
イッパイあるかと思います。
自分の子どもの時の記憶も印象的な事を中心に
残っていく傾向があると思うんです。
でも、その印象的な事柄の周りに
とっても微妙な心の動きや その時一緒にいた
友達の動き・言葉・気持ちが揺れ動きながら
存在していたと思います。
しかしながら大人になって自分の記憶の中から
それを探すのは大変なこと。
そこでお薦めなのは小説の世界や映画などの
物語の中。
その世界に触れることでいろんなもの、記憶
呼び覚ましてもらえます。
と、いうことで今回ちょっとお薦めなのがこの短編集。
2012年の夏に集英社さんが企画・出版されたもの。
「あの日、君と Boys」
本の帯に書いてあるコピーは
「忘れない。君といたあの夏の日のことを」
人気作家8人が描く「少年たち」の物語
短編集なのでイロンナ切り口の揺れ動く気持ちを
感じ・思い出させてもらえます。
ブログタイトルのように
「いちどは子どもだったあなたに」ということで
本のお薦めをさせて頂きました。
この本でなくても「あの日…」の気持ちを思い出すスイッチ
沢山持っていたいものですね。
ぁ、因みに同じシリーズで「あの日、君と Girls」や
「いつか、君へ Boys 」 などもあります。
[B]の本棚