突撃!隣の支え手さん
こんにちは、きくお[B]です
子どもたちの気持ちに寄り添い、声に耳を傾ける
活動をしているチャイルドライン。
そのチャイルドラインの電話室の中で電話を受ける
受け手さんのサポート役を担っている「支え手さん」。
彼(女)らがいなければライン室は成り立ちません。
と、いう事で今回はその「支え手」の方を紹介します。
では、トミーさん 自己紹介をお願いします。
トミーです。
心優しいと人は言うけれど・・・・・・。 実は優柔不断?
仕事の都合で永らくチャイルドラインから離れていた私。
退職して「チャイルドラインはどうなっているかな?」
と、消極的に考えるゆとりができた頃、優しいメンバーからの
誘いでカムバックした私です。
きくお[B] そうですか。 活動を離れていた時期があったんですね。
でもまたカムバック。 すごい事ですね、縁があるって。
そんな トミーさんがチャイルドラインに出会ったきっかけって
どんなものだったんですか??
きっかけですか。 それは・・・
母親から虐待を受けて施設に入ってきた子が、卒業を目前にして、
母親が卒業式に参列することを知った日、パニックに陥り、激しい怒りを私に向けた。
声を荒げて自分の思いをしゃべる彼の話を、黙って聞くしかなかった。
一時間程経つと、声は穏やかになり落ち着きを取り戻した。
私はただ聞いただけ。
事件は日々現場で起きている。
もっと勉強しなくっちゃと思っているときに、新聞で養成講座の記事を目にしたんです。
きくお[B] へぇ~、そんな経験をされてたんですね。
で、養成講座はいかがでした? 印象に残った事とか?
養成講座の中である講師の方に
「かけ手が沈黙になったときに話を待つって、どれくらい待ったらいいでしょうか?」
と尋ねたところ、 その講師の方曰く「30分」。
『えー、30分!?』
待つことの大変さを知り、考えさせられました。
きくお[B] う~ん、「待つこと」ねぇ、大変だけどホントに大事なことですね。
その後、実際の活動へと進んでいったのですがいかがでしたか
実際に電話を受けてみてですか。
「この声、さっきも聞いたよね」とか、
性の電話が続くと「また・・・・」とちょっと身構えてしまいがちな私。
前の電話の内容をリセットして、一本一本の電話を新たな気持ちで
聴くことって難しいな と感じています。
きくお[B] なるほど。
今は「支え手」という立場で関わっておられますが
トミーさんが支え手として心掛けている事ってありますか?
支え手としては・・・
受け手さんが かけ手の話にじっと耳を傾け、気持ちを共有していこう
とするのと同じように、支え手として、電話を受けている受け手さんの
気持ちを共有するように心懸けています。
きくお[B] では、最後にひと言 お願いします。
チャイルドラインの集まりに顔を出すと、心穏やかに過ごせます。
みなさんのチャイルドラインへの熱い思いに、私も支えられています。
トミーさん、どうもありがとうございました!
経験豊富なトミーさんの今後の活躍を期待したい と思います。
チャイルドラインあいちに関わっている人達をガンガン紹介していく
「突撃!! 隣の支え手さん」
また次回をお楽しみに