カレンママ幸せの国ブータンに行ってきた!
オリンピックも終わりに近づきました。
熱戦に感動した人も多いですよね!
世界中には、こんなに国があったんだと改めてびっくりしたり・・・
ブータンも2名オリンピックに参加していました。
日本人のブータンに対する興味といえば
多分 本当にブータン人は、みんな幸せなの
なんて おもいませんか?
でも 改めて考えると あなたが幸せっておもうのは、どんなとき?
おいしいものを食べたとき?
人と気持ちが通じ合ったと感じたとき?
そして、子供が誕生したとき?
ブータンは、日本の九州ぐらいの大きさの山の多い国です。
地形を生かした水力発電を行い、隣国インドへ売電した収入や観光に対してかけた税金で、国民の暮らしをささえています。
国民は、贅沢しなければ、税金なし
教育も医療も無料です
宗教は、チベット仏教、ブータンの人たちの信仰心の深さは、穏やかな国民性に大きく影響しているとおもいます
輪廻転生
悪いことをすると 人間に生まれ変われないよー
ハエや蚊も逃がしてあげるんです
だから、お供えの花も造花だったり、のら犬もいじめられないからのんびり・・・
みんな王様から土地をもらっています。
年上の人を尊敬し、大切にし・・・
どこに行っても私たちのガイドさんや運転手さんは、知りあいばっかり
やぁやぁ
コミュニティができている というか・・・
お世話になったご家族の家も 近くのお坊さんがふらりとやってきて食事をしていたり、
近所の人が私たち来客のために手伝いに来たり・・・
日本の常識は通じないことがあるよ と聞かされていましたが
ふれあっていくうちに滞在するうちに心が癒され、心に刺さったとげとげが丸くなっていくような気持ちが・・・・
お寺でガイドさんと同郷だという偉いお坊さんと話す機会がありましたが
彼に「震災の時は、一日中、東北の人たち、日本の人たちのために祈ったよ。辛かったね」と言われ、 この国の人たちは、他人が少しでも幸せになれるように祈ってくれたんだぁとお礼を言いたい気持ちになりました
決して物がある国では、ないけれど何か大事なものが残っているような気がします
私たちがよいブータン人に、たまたま 会ったのではなく、他のグループの人たちもガイドさんたちとの別れにみんな寂しい気がしたんだと話していました
幸せって 自分の幸せだけ考えてるうちは、幸せになれないのかな?
お盆で自宅に帰り、自分のお寺のお施餓鬼に行ったら同じような話をお坊さんがしていました
「自分の家の仏さんだけでなく、身寄りのない人たちへのお参りがお施餓鬼なんですよ。」
なるほど
みんなのために祈る、祈れる気持が幸せなんですね
少し そんな気持ちになったりしました。