突撃!!隣の支え手さん
こんにちは、きくお[B]です
このブログではチャイルドラインあいちに関わる人を紹介している
「突撃!!隣の受け手さん」というコーナーがあります。
それぞれの人となり や様々な思いを持った方々が関わっている
という事がよく分かるコーナーなんですが受け手さんばかりじゃなく、
そのほかの関わり方をしている人も紹介させていただきます。
ってことで、今回は支え手の方を紹介します。
[きくお] では、さっそくニックネームで自己紹介をお願いします。
[みどり] みどりです。
田舎育ちなので、沢山の木々や農作物を見ると元気になります。
初めて歩いた子どもの嬉しくて自信に溢れた目を見てから、保育の仕事をしたいと思いました。
そして沢山のひとに出会えて、保育の仕事をさせていただきました。
ラインでも沢山のひとに出会えて、不器用な私だけど、柔らかくなれたと思います。
[きくお] そう、「保育」という仕事を通して既に子どもたちと関わっておられたんですね。
そんな みどりさんがチャイルドラインの活動に関わるきっかけはどんな風だったんですか?
[みどり] 新聞で、第1回の受け手ボランティアの募集を知りました。
ボランティアで、こどもと話すことが、面白そうだと思いましたし、
素敵だなぁとも思いました。
保育の仕事でこどもと話すことがありましたが、大人に気を使うこどももいる事を知ってたので、匿名だと、どんな風に話すのかが知りたかった。
そんな気持ちもありました。
[きくお] 「大人に気を使う子ども」ですかぁ・・・?
わかる気がいたします。
それで養成講座を受けてみていかがでしたか?
[みどり] 一人一人が、違う辞書を持ってるって気付かされて、驚きました。
そして私は、人の話しをちゃんと聴いてなかったとも思いました。
[き] そうだったんですか。
[みどり] でも、会場に沢山の人がいて、こどもたちのことを考え、ボランティアに参加したいと思った人がこんなにいるのかと、嬉しかった。
[き] なるほどねぇ・・・
で、実際に電話を受けてみてどうでしたか?
[みどり] こどもの話しが、ちゃんと聴けたのか、とか
少しは、助けになったのか、 傷つけてなかったか と不安でした。
[き] そぉ~ですかぁ・・・
[みどり] でも、気持ちが通じ合えたと感じる電話に出会えた時、
お互い初めてなのに、お互いの情報をほとんど知らないのに、「すごい」 と感動した事が、あります。
「人間ってすごいなぁ・・・」と思いました。
[き] へぇ~、そんな経験もあったんですね。
現在は「支え手」 というお役目を長く担われてますよね。
「支え手」 のお役目を始めて改めて感じた事とか
今、心掛けていることなんかがありましたら聞かせて下さい。
[みどり] 気持ちが動いた時に、人が変わるのを教えていただきました。
受け手さんが、こどもの話しを聴かれるように私は、受け手さんの話しが聴けたらいいんじゃないかと思っています。
老婆心が、出る事もあります。
私が、教わった事は、伝えていきたいです。
[き] なるほどね。
では最後にひと言、メッセージを。
[みどり] メールやSNSなど、目で見る言語が、主流となりそうな時代になってきてるように思えます。
日本のこどもたちは、外されないように気を使い過ぎてるようにも思います。
一人一人違うのに。 持ってる辞書も違うのに。
同じだと安心したり、人と比較しあったり、生きづらくなってきてるようににも思います。
「気持ち 」を、影響が出ないところで、吐き出して少し軽くなって欲しいなぁ。
一緒にコミュニケーションの事も知っていけたら、素敵だなぁって思います。
[きくお] はい、みどりさん 深いメッセージありがとうございました。
子どもの電話を受け止める場に、電話の受け手の他に
「支え手」っていう存在を置いているチャイルドライン。
「受け止める心」「寄り添う心」をよくよく理解している人が
表には出ないけど大事な役目を果たしていてくれる。
やっぱり素敵です、チャイルドライン。
チャイルドラインあいちに関わっている人達をガンガン紹介していく
「突撃!! 隣の受け手さん」&「隣の支え手さん」
また次回をお楽しみに~!!