子どもとともに生きることを考えた一日、ステップアップ研修でした。

去る1月25日、ステップアップ研修がありました。
午前は一般の方たちにも公開にして
「被災地の子どもとともに~その時・今・これから~」というテーマで
チャイルドラインみやぎの代表の小林純子さんのお話をうかがいました。
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被災直後からの避難所での問題は
メディアを通して見聞きしていた以上に多くあったようです。
支援者からの二次被害、三次被害が起こっていたことに驚きます。
まだまだ社会が男性優位にできているのだという事も感じました。
避難所での女性への配慮すら十分ではなく
子どもや高齢者、障がい者はどれほど暮らし難い日々だったでしょう。
印象に残った
「災害が起きたから大変なのではなく
災害以前からあった問題が噴き出すので大変になる」
という言葉。
社会的弱者と言われる人たちが暮らしやすい環境は
きっと、どんな人も暮らしやすいはず。
災害が起きてからではなく、日常的にそのことを実践していかなくてはと
それは、今からでも、誰でもできる防災になるのだと強く感じました。
東海地方も必ず起きると言われている大地震。
東日本大震災から学んで、その日が来た時のために備えておきたいですね。
午後からは、子どもの権利条約について
江戸川子どもおんぶずの青木沙織さんと津田利華さんをお迎えして
ワーク形式で、楽しく学びました。
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子どもの権利条約のできてきた過程や、そこに込められた想い
一人で読んだらなかなか頭に入ってこない条文も
主語、述語や単語に分けていくことで
文章が読みやすく、理解しやすくなっていきました。
楽しいお話しが次から次から飛び出してきて、あっという間に時間がすぎてしまいました。
今回はチャイルドラインにとって大切な12条と13条にしぼってのワークでしたが
機会があったら他の条文もやってみたいと思いました。
しかし、もう少しわかりやすい日本語に訳すことが出来なかったのかしら?
使いやすいものでないと宝の持ち腐れになってしまう(なってるかもたらーっ(汗)
午前の小林さんが災害に備える子ども支援というところで
「人権、子どもの権利の啓発」というお話をされました。
私たちおとなが、きちんと理解して人権感覚を身につけていかなければと思いました。
どんどん変化する子どもを取り巻く環境。
その中で生きている子どもたちの電話を受ける私たちは
学び続けていくことも、ボランティアの役割としてあるのです。
チャイルドラインあいちではそのためのステップアップ研修を年に5~6回実施しています。
さてさて、次回もお楽しみにるんるん
ステップアップ研修担当、髙橋弘恵でした手(チョキ)

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