ちゃんと待つ
こんにちはsatoです。
ちょっぴりせっかちな私は、待つのが苦手です。
電車みたいに時間が決まっているものは、
イライラせずに待てるのですが、、、
要領の悪い後輩の報告話を聞く時なんかは、
イライラして、「もうっ、だから何が言いたいのっ!」
て、相手が話すのを待てないことがあります。
だけど、最近、チャイルドラインで出会った電話で、
待つことの大切さを実感しました。
その電話は、
「はい、チャイルドラインです」
って電話をとっても、相手はずっと無言
電話のむこうに人の気配はあるのに、一言も話してくれなくて。
普段の私なら、イタズラ?なんて切っててしまうところですが、
その時は、チャイルドラインの受け手としての私、
支え手さんの指示のもと、適度に声をかけつつ、ずっと待ちました
正直、沈黙と重い空気に耐えられなくて、
私自身か逃げ出したくなったぐらいです
そして、待つこと十数分。
なんと電話のむこうから、声が聞こえてきたんです。
これには、私もビックリ!
でも、ちゃんと待ってよかった。心からそう思えた瞬間でした。
待ったからこそ、ちゃんと聞けた相手の言葉。
ゴールが分からずに待つのはしんどい、だけど、
電話のむこうの子どもは、もっと不安と戦っていたんだなって
だから待たなきゃいけないんだって今なら分かります。
よく考えてみたら、私も友達に「ねぇ聞いてよ~」って
相談を持ちかけておきながら、違う話をしたりして、
なかなか本題の相談ができなかってりするしなぁ、、、
待つ時は待つ、待たないと聞けない言葉だってある、
そんな当たり前だけど、忘れがちな大切なこと
に気づかせてくれた電話でした。
チャイルドラインの受け手として聴く時だけでなく、
ふだんの私でも
話す人の話したいペースで話をきくために
ちゃんと待つことができる、
そんな人でありたい、と思うこの頃です。