相手もドキドキ。
こんにちは、チャイルドランあいち(以下CLあいち)理事の山内です。
今日は全国のチャイルドラインをご紹介します。
まず、愛知県には名古屋市で活動を行っているCLあいちが、
県内には他に安城市で活動している「チャイルドラインみかわ」があります。
全国には44都道府県に76のチャイルドラインを実施している団体があり、
約2,000人のボランティアが子どもの声に耳を傾けています
(2013チャイルドライン年次報告より2013年6月時点)。
その他に、チャイルドラインのPRと各地実施団体を支援する
「チャイルドライン支援センター」が東京にあります。
2009年に統一フリーダイヤル(0120-99-7777)が実施されたことで、
CLあいちが電話室を開設していない曜日でも他の全国の団体が子どもの声に耳を傾けることで、
愛知県の子どもたちは16~21時の間だったらいつでもかけられるようになりました。
ところで、先日15期の養成講座を受講している方たちとお話しをする機会がありその中で
「全国のいろいろなところからかかってくる、どんな子と繋がるのだろう・・・心配です。」
とある方が仰っていました。
その時は「大丈夫ですよ~きっと。」とこたえましたが、今考えると・・・
子どもたちも
「チャイルドラインにかけると、どんな人と繋がるのだろう・・・心配だ。」
と考える子もいるのではないかと思いました。
電話をかける方もドキドキ、受ける方もドキドキ。
そう考えると上手く言葉にできませんが「あっ!そっか。そうだよね♪」
と思えて、少し気が楽になるのではないかな~と思いました。
チャイルドラインを実施したことにより、いじめが減少した。子どもの肯定感が高くなった。
など数字ではすぐにわからないけど、
子どもの声ちゃんと聴けるかな~とドキドキしている大人たちと、
僕(わたし)の声をちゃんと聴いてくれかな~とドキドキしている子どもたち、
両者がまずはちゃんと繋がれることが大切だな~と思いました。
もちろん児童相談所や各種団体などと連携して緊急時は対応しますが、
まずは聴くこと繋がることを大切にする団体でありたいと思いました。