小さな一歩
先日のお休みにリフレッシュのため熊野古道を歩いて来ました。
ふだん、運動不足気味のせいか、いまだに筋肉痛のsatoです。
バスを降りて、熊野古道の入り口に立つと、目の前には石階段。
見上げても、階段の終わりははるか遠く、、、、見えません。
坂の終わりはどこ?って感じで。
本当に登るの?登れるの?って声が周りからも聞こえます
軽いハイキングのつもりで来た私には、険しすぎる急勾配です。
でも、自分で歩いて峠を越えないと、帰りのバスにも乗れません
初っぱなから大きすぎる壁ですが、前に進むしかありません。
もはやリフレッシュてはなく、修行開始って気分て歩き始めました。
ただひたすら、目の前の石ころや段差に注意をはらって
足下だけを見つめて、右足と左足を交互に出し続け、
小さな小さな歩幅で一歩ずつ進むだけ。
歩くこと数十分、なんとか峠までたどり着くことができました。
峠から見下ろす景色は最高て、清々しい気分
歩き始める前は、もっと辛そうに思ってたけど、
小さな一歩をかさねてたら、いつのまにか出来てるものじゃん。
そんなふうに思えました。
ふだんの私はというと、
遠過ぎる目標を前に一歩も踏み出せずに諦めたりしています。
でも、これを機に、夢に向かって
小さな一歩を踏み出してみようかなって
思いました。
チャイルドラインも、
活動に参加している一人一人の小さな気持ちの積み重ね
で成り立っています。
1人1人ができることは小さいけれど、
たくさんの人が少しずつの力を出し合うことで、
子どもたちを救う大きな力になっているんじゃないかな、
そんなふうに思いながら、私のできる範囲で
小さな一歩でも、一歩ずつ重ね続けていこうと思います。