おとなも、こどもも、ひとりじゃない。

こんにちは、チャイルドラインあいち理事の山内です。
今日は、全国のチャイルドラインのことをご紹介します。
チャイルドライン活動を行っている団体は、41都道府県に72団体もあります
(2015年6月1日時点)。
これだけ沢山の団体があるおかげで子ども達は、
ほぼ毎日チャイルドラインに電話をかけることができます。
・・・と、言うのも、私たちチャイルドラインあいちが電話室を開設している曜日は限られており、
開設していない曜日については代わりに他の全国の団体が子ども達の声を受け止めてくれています。
つまり、72団体2,000人以上のボランティアが協力することで、
1日約560件、1年間では約21万件もの全国の子どもからの電話を受けています。
しかし、2014年度の1年間に子どもが電話をかけた回数は約62万件。
この子どもが電話をかけた「発信数62万」で、
チャイルドラインの受け手が電話としてとれた「着信数21万」を割ると、0.3387・・・・。
パーセンテージになおすと、34%。
言い換えると、子どもが電話をかけたとき、3回に1回しか繋がらない状況です。
この状況を改善するために、
今も全国に新しいチャイルドライン活動を行う団体が立ち上がっています。
チャイルドラインあいちでも毎年養成講座を行っています。
今年も先月十数人の新しい方々がデビューして、
41都道府県の72団体2,000人以上いるチャイルドラインの受け手の仲間になりました。
ちょっと、大げさかもしれませんが・・
「ひとりじゃない」
それは電話をかけてくれた子どもに対してだけではなく、
新しくデビューしたあいちの受け手の方々へも当てはまる言葉だと私は思います。
※以上、データの出典は「2015年度チャイルドライン支援センター年次報告」より2014年度トラヒックデータを引用

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