「通知表」

こんにちは。MOMONです。

息子の通っている小学校では、2学期の始業式に1学期の通知表をもらいます。
先日、小学一年生の息子は初めて通知表をもらってきました。

私が子どもの頃、私の両親はとても教育熱心だったので、私にとって通知表は恐怖でした。

必ず悪いところを見つけては責められる。
良いところを褒められたとしても、次が怖くて素直に喜ぶことができない。

通知表をもらう日は、いつも泣いていました。

でもある時、兄が

「評価なんて、後から勝手についてくるものだ。成績はおまえの価値を決めるものじゃない。俺はおまえを尊敬してる。そして、おまえは俺より成績が良い。でも俺は気にしない。」

そう笑い飛ばしてくれました。

人からの評価を気にしすぎて、疲れていませんか?

時に喜びにもなるし、

時に次への励みにもなるかもしれない。

でも、評価は、ひとつの見方にすぎない。
あなたの尊厳を損なうものであってはいけないと思います。

息子は言いました。

「通知表って何?何のためにあるの?
僕には難しくて読めないから、よくわからない。」

私は、そう言われて初めて通知表の見方が変わりました。
子どもではなく、親の立場で通知表を見たのです。

「…そうだね…お母さんは、あなたが学校でどんなふうに過ごしているか知らないから、ちょっとでも知れて、うれしいよ。」

大人になっても、いろいろな場面で、評価をされたり点数や順番がついたりすることはあるけれど、そのことで自分や人の価値を決めないで欲しい。

そして評価自体よりも、その評価を受け止め、自分自身ときちんと向き合うことを大切にして欲しい。

…息子が受験生になった時の私も、そう思えますように。

「通知表」は「何のためにあるの?」

あなたはどう答えますか?


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