「突撃!隣の支え手さん」

こんにちは、きくお[B]です。


子どもたちの気持ちに寄り添い、声に耳を傾ける
活動をしているチャイルドライン。
そのチャイルドラインの電話室の中で子どもの電話を受ける人が「受け手さん」
その「受け手さん」のサポート役を担っているのが「支え手さん」
彼(女)達がいなければライン室は成り立ちません。
と、いう事で今回はその支え手の方を紹介します。


[きくお] では茜さん、まず 自己紹介からお願いします

[茜] こんにちは。 茜です。

いつも元気で活動的に見られがちですが、わりとすぐに電池切れになります。

週に何度か「20分昼寝」をすることがあります。

[きくお] あらら、電池切れしちゃうことがあるんですか?

でも「20分昼寝」の充電で回復できるなら結構、急速充電なんですね(笑)

そんな 茜さんがチャイルドラインに関わるきっかけは何だったんですか?

[茜] 子どもの気持ちをちゃんと聞ける人になりたい と思っていた頃、

新聞の受け手募集の記事を見つけて参加しました。

[きくお] ほう!! 新聞に掲載されていたのを見たってことですね?!

なるほど。それで受け手ボランティア養成講座をまず受けたという事ですか。

で、その養成講座は受けてみていかがでしたか?

[茜] いつでも思い出すシーンがあって。

受講者二人とスタッフ一人の三人組ワークで、私が聞き役だったとき、

話し手さんの話を遮るように合いの手を入れていたことを、

スタッフの方の取られたメモを見ながら伝えていただきました。

「うんうん」「へえー」「あーわかるぅ」と、過剰に反応しまくっていたのです。

スタッフさんは「あなた面白いわね」としか言えなかったようでした。

そこからが「傾聴とは何か」の学びの始まりでした。

[き] なるほど~! 「傾聴」ってことへの第一歩って感じだったんでしょうかね。

で、その後、講座を終え、実際に電話を受けてみてはどうでしたか?
最初の頃の印象でもいいし、 今、感じている事でもいいですけど。

[茜] デビューの日から重い内容の電話がかかってきて、

子どもたちがここを必要としてかけてくることをしっかりと感じました。

また、シフトは早退したりお休みしたりの時期もありましたが、

復帰を急かされることなく、さりげなく待っていただいたことは、とてもありがたかったです。

[き] そう、そんなことがあったんですね。

ところで現在、茜さんは「支え手」 のお役目も担われてますよね。 

「支え手」 のお役目を始めて改めて感じた事とか普段から心掛けていることなんかがありましたら聞かせて下さい。

[茜] 支え手になった頃は受け手に戻りたい気持ちも湧いてきましたが、

今は、役割が違うだけだなと思えるようになり、子どもたちの気持ちに近くいる時間を、

その日の受け手さんと共に過ごすスタンスが定着してきました。

[き] なるほど、「ともに過ごす」って感じなんですね。

きっと受け手さんも安心感を持てて、より電話の向こうの子どもにっ集中できるんでしょうね。

では、最後にそんな 茜さんの今後やっていこうと思ってることがありましたら教えて下さい。

[茜] 自分にできることは前向きに取り組み、隣にいていいと子どもたちから言われるようなおとなを目指していきたいです。

[きくお] なるほど、隣に居ていいと子どもたちから認められる存在。

そんな大人ね。 素敵じゃないですか

茜さん、今日はホントにありがとうございました。

子どもの電話を受ける時、電話の受け手の他に

「支え手」って存在を置いているチャイルドライン。

「受け止める心」「寄り添う心」をよくよく理解している人が
表には出ないけど大事な役目を果たしていてくれる。

やっぱり素敵です、チャイルドライン。

チャイルドラインあいちに関わっている人達をガンガン紹介していく
「突撃!! 隣の受け手さん」「隣の支え手さん」

また次回をお楽しみに~!!

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