継続していく力、コツ? 秘訣?
こんにちは きくお[B]です。
今回は私の読んだ本を紹介しながら
感じたことなどをちょっと書かせてもらいます。
その本は・・・
「家事する男の作り方」
百世 瑛衣乎(ももせ えいこ)
出版文化社
この本、タイトルからもわかるように
その前半部分にはHOW TO 本的 見出しが続きます。
・男を変えるための心得、5カ条
・男が動き始める 7つの基本テクニック
・男が変わる 7つの黄金法則
・それでもてこずる男に 4つの奥の手
と、続きます。
さらにこのそれぞれ中にタイプ別攻略法などが入り、
「ふぅ~ん」「へぇ・・・!」と思わせる内容が満載。
この本を手にした女性のパートナーのエプロン化率100%は間違いなし。
って感じがしてしまいます。
でもここに書かれていることをじっくり見ていると
「男」とか「家事」とかに限らず 人をその気にさせたり、
それを継続させていくには どんなコツ、秘訣があるのか
と、いう事をいっぱい考えさせてもらうキッカケになりました。
例えば・・・ 人をその気にさせ、継続させるためには
○楽しそうにやる ・一緒にやる
(楽しくやる) ・カッコいい感じにする とか
・カッコいい形にする (形から入ってもいいじゃん)
............................
○「ホメ」る ←[ホメられるとやる気UP!]
↑↑ ほめる側は、
ホメ言葉のバリエーションを増やす (いいとこ探しをする)
↑↑ そして・・・
このホメを本人の居ない所で公言する (周りからの認知が上がる)
↑↑
さらにやる気がUP
............................
(最初はともかく)
お手伝いや協力じゃなく・・・
○責任を持って 任せる
↑↑
そして「ホメ」る。
ってな感じでね。
この本にはこんな感じの 人をその気にさせる(継続させる)ヒントがいっぱい。
考えてみれば私たちの団体に限らず NPOやボランティアの団体って
人の力で成り立っていますよね。
でも、仕事じゃないからなかなか大変。
だし、なんと言っても人材不足。
だけど「人材が少ない」なんてボヤいてばかりはいられません。
この本にあるように「少ないなら育てちゃいましょう!」って感じました。
お互いに褒めたり、ホメられたりしながらね。
う~ん、こんな本読んでも自分たちの団体の事、考えてしまう。
そんなわたくし、きくお[B]がここにおりました ってお話でした。
おまけ
この本の後半は著者の筆致がグンと上がってくる。
ジェンダー論、日本の性別役割分担が作られてきた歴史
などの部分がきちんと入ってます。
実はここのところは見逃してはいけない重要な部分です。
ちなみにこれ、10年ほど前の本ですが・・・
[B]の本棚