愛知サマーセミナーで

出前講座チーム 渡辺です。

「誰でも先生」「誰でも生徒」がキャッチコピーの愛知サマーセミナー
去る7月17日、私たちは今年も二つの講座を出させて頂きました。

ひとつは 聴くワーク
タイトルは 「あなたは大切な人の声、聴けてますか?」

子どもたちの電話を日々受けている私たち。
その中で 子ども達の話を周りの大人がキャッチ出来ていないことが
いかに多いかと考えさせられます。

ここでは「聴くってどういうこと」をワークを通し、一緒に考えていきました。


普段の何気ない会話では意識しないところに
改めてちょっと気持ちを向けてみるワークをしてみることで
「あれっ?私ってちゃんと聴けてたかしら?」
「聞いてるつもりでも相手の話の途中から次に自分が話すこと考えてました」
なんて気づきがあったみたい。
こんなことをみんなでシェアすることで
他の人と同じところ、違うところなどにも気づき、
参加者それぞれにおみやげを持って帰ってもらえたようでした。


もう一つは 「性の講座」
こちらのタイトルは 「学校では教えてもらえない○○のはなし」
こちらの講座にはこのタイトルを見て来てくれたという
元気のいい高校生が複数、グループで参加してくれました。
中身は 妊娠や出産、避妊法、中絶、性感染症… などなど

座学ばかりではなく、体験型のワークも行いました。
個人個人のパーソナルスペースを実感してもらえるものや
感染症の広がりを感じてもらう「水の交換」のワーク、
更には実際にコンドームを手に取ってもらう ということも
やってもらいました。

高校生たちはちょっと照れながらもこちらからの投げかけを
真剣に受け止めて下さっていたことがびっしりと書いてくれた
感想文から読み取ることが出来ました。

チャイルドラインの活動は
「子どもの声を受け止める(心に寄り添う)」という活動がメインですが
C.L.あいちでは それ以外のところにも力を入れなくてはという思いで
こんな講座を開いたりしています。

他の人の言ってることや気持ちをちゃんと受け止められる大人が
あちこちに沢山いる街・社会になって行ったら。。。
「子どもの心に寄り添える大人がいっぱいいる」
そんな社会であって欲しい、 そう願うからです。

と、いうことで チャイルドラインあいちでは
出前講座、講演、講座づくりのお手伝い など承っております。
内容は相談の上、一緒に考えていければと思います、
どうぞお気軽に声をおかけください。

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