いちどは子どもだったあなたへ
こんにちは、きくお [B]です。
今回はちょっと本を紹介しつつ、そこから感じた事、考えた事を
書かせてもらいます。
その本は あの腹話術師の いっこく堂さんの
「ぼくは、いつでもぼくだった。」
彼の本名は 玉城一石(いっこく)。
両親がともに沖縄の方で、彼が過ごした沖縄での少年時代の事から
腹話術師になるまでの事が書かれています。
先生からもらったちょっとしたひと言。
友達に無視され続けた時の事。 そのとき自分が考えていた事。
仲間から評価された事。 などなど。
その筆致は全体に朴訥で多少ぎくしゃくするものの
自分の子どもの頃の様子を思い起こし、
その時の気持ち ひとつひとつに丁寧に向き合いながら
書き込んでいったんだろうなぁ・・・
って感じのもので 私としてはとても好感の持てる作品でした。
さて、ここからは その後、私が感じ、考えた事です。
こんな子ども時代の事って、いっこく堂さんほどのネタはなくとも
誰の子ども時代にもあるもので・・・
今、子どものあなたも 今は大人のあなたも、
ちょっと自分の子どもの頃の事や少し前のことを
思い出し、向き合ってみたらどうかなぁ・・・って 提案したいです。
「あの頃、自分はこんな風に感じてたよな」とか
「こんなひと言に苦しめられた事があったよな」とか
また
「あんなに苦しんだけど、こんなひと言で楽になったんだ」とか
「あの人の存在に助けられた」とかをね。
本にならなくても こんな事、ちょっと自分でふり返ってみると
結構イロイロ出てくると思うんです。
そしてそれを見つめる事が自分の新たな気づきになって来るかも。。。
そうしたらその後、周りにいる子どもたちや
いちどは子どもだった大人に向ける眼差し、
変わってくるかも知れません。
どうでしょ~う? やってみませんか? あなたも。
わたしはちょっとやってみますね。
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