「辛抱」

こんにちは。MOMONです。
コロナによる長い休校が明けて学校が始まった子どもたちも、今は夏休みを過ごしている頃でしょうか。

私の小学一年生の息子は、1学期中、待ちに待った学校に毎日嬉々として通っていて、見ている私もうれしい気持ちでいました。
一方、年少の娘は、毎朝のように泣いていました。
「お母さんがいないと泣いちゃう」「さみしい」「ずっと一緒にいたい」
そんなふうに泣きながら私にしがみついてくる娘を置いてくるのは心苦しくもあり、自分の気持ちを一生懸命表現してくれることがうれしくもありました。
「泣かないで」という言葉を飲み込んで、帰ってこれば楽しそうに幼稚園であったことや友だちのことを話してくれる彼女が、朝も笑顔で登園できる日をただ待ち続ける日々でした。

辛い気持ちを受け入れることは、難しいことです。それは自分自身の気持ちでも、同じことのような気がします。
「泣いてばかりじゃだめだ」「元気にならなくちゃ」「前向きにならなくちゃ」
そんなふうに思うことも、時には必要かもしれませんが、今出来なくても自分を責めないでほしいと思います。
不安な気持ち、心配な気持ち、悲しい気持ち、苦しい気持ち、そんな気持ちは、つい見ないように、押さえつけて蓋をしてしまいたくなります。
でも蓋をしても、なくなってしまうわけではなくて、そこから、自分自身やまわりの物や人に攻撃的な気持ちが生まれるのではないかと思います。
コロナ禍で、誰もが思うようにいかないことがたくさんある今、「辛抱」しなくてはいけない時だと思うのです。
「辛抱」とは、「辛い気持ちを抱く」と書きます。
あなたの辛い気持ちを押さえつけるのではなく、抱きしめてあげてほしい。

そして、そんなあなたに寄り添ってくれる誰かがいますように。
ふと気づいた時にはその辛い気持ちが少しでも軽くなっていますように。

チャイルドラインも、子ども一人一人のその時のどんな気持ちにも寄り添える存在でありたい。

そんなふうに思う、MOMONでした。

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